ここまで食べ物の話ばかりしてきたので、今回は山の話です。

ペルーにレインボーマウンテンと呼ばれる山があるのはご存知でしょうか。

鉄分の赤、銅の緑、硫黄の黄色など、

それぞれの地層に含まれる様々な鉱物が酸化し、色づくことでカラフルな景観が生まれます。

実はこの山、以前は雪と氷に覆われていました。

それが気候変動により氷河が溶けて、十数年前に発見されたそうです。

標高は5000mを超えるので、高山病対策は必須です。

登山前にパルスオキシメーターで血中酸素飽和度を調べたところ70台でしたが、予防薬も服用していたからか、幸い高山病にはなりませんでした。

多くの方が歩いて登山するのですが、乗馬もできる、とのことで、私は登りも下りも馬に乗りました。

普段乗馬する機会なんて全然ないのでテンションが上がりました。

雪になることもあるそうで、極寒を想定して荷造りをしていたんですが、天気にも恵まれ凍えることもなく、

青空の下、レインボーマウンテンを眺めることができました。

到達したことのない標高・見たことのない景色、本当に貴重な体験をしました。