だんだん暖かい日が増えて、桜の散り際が美しい季節になってきましたね。

卒業や新たな門出など、お祝いをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ペルーではお祝いやおもてなしをするときによく食べる食材があります。

それは『クイ』です。

クイとは、テンジクネズミの一種で、モルモットの仲間です。

ペルーでは食用として育てられていて、体長30~40㎝ほどに成長します。

このクイは、紀元前5000年頃にはすでに家畜化されていたのだとか。

クイの肉は、骨が多く食べにくいのが難点ですが、低脂肪高たんぱくで美味しいそうです。

ただ、この売られている姿は…

この姿のまま調理することも結構多いようです。

クイは、ペットとしても多くの人に愛されていて、つぶらな瞳がとてもかわいいんです。

それだけに、この姿は衝撃的です。

何かを「食べる」ということは「命をいただく」ということなんだ、と改めて感じさせられます。